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VOCsフリーポストフラックス
- JS-3000V-3
溶剤を純水にすることで、VOCsフリーとしました。 危険品としての取扱い規制がないため、IPAベースと比べ管理コストや危険品倉庫の保管スペースを削減できます。
特徴
- 完全純水溶剤
- 非危険品のため管理コストや危険品保管スペースが削減可能
- 美観に優れるフラックス残渣
製品性能表
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製品名
JS-3000V-3
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種類
有機酸系
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固形分含有量(%)
5.0
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比重(at 20℃)
1.015
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ハライド含有量(%)
0
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フラックスタイプ
ORM0 (IPC-J-STD-004)
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用途
フローはんだ付け
VOCsとは?
VOCsは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、はんだ付け材料に限らず、有機溶剤として多くの工業製品に使用されています。
大気中に気体となって放出されると、環境への悪影響や健康被害を引き起こす恐れがあることから、問題視されています。
VOCsが招く影響
環境への影響
・光化学オキシダントの発生による酸性雨・森林破壊
・成層圏オゾン層の破壊
・地球温暖化
健康への影響
・光化学オキシダントの発生による目の痛み、吐き気、頭痛
・直接暴露による生体への有害性(一部、発がん性)
VOCsの排出が環境や人体の健康へ重大な影響を
与えていることを考慮し、関連溶剤の削減に対し
努力が必要です。
溶剤をIPA(イソプロピルアルコール)から純水へ
JS-3000V-3は、フラックスの溶剤として純水を使用しており、数々のメリットが得られます。
・フラックスの溶剤を純水にすることで、はんだ付け時に発生するVOCsを大幅に低減
・引火性・毒性が無いため、消防法に非該当
・輸送時の危険品としての取扱い規制がなく、危険品倉庫スペースも不要
・IPAベースのフラックスと比べ、管理コストの削減が可能
水ベースフラックスの課題を解決
溶剤を水ベースにすることで、次のような課題があります。
・予熱工程での乾燥不足
・噴流はんだ接触時の突沸
・はんだ温度の低下
・残渣のレベリング不良
JS-3000V-3は、水ベースフラックスの課題である乾燥性を改善し、
はんだ飛散やフラックス消失、それによる未はんだやブリッジを低減しました。
また、はんだ付け後のフラックス残渣はクリアでベタつきがなく、ICT性も良好です。