やに入りはんだ?php>
低コスト合金やに入りはんだ
(こて先くわれ抑制・0.1Ag)
- S01X7Ca-72M
0.1%銀組成に対して、特殊元素を追加した低コスト合金組成です。 こて先のくわれを抑制することができ、消耗品であるはんだこて先の長寿命化が可能です。
特徴
- こて先くわれを抑制する0.1%低銀組成
- 素材を選ばない優れた濡れ性
- ロボットはんだ付け工法で使用可能
- はんだ付け後はフラックス残渣の洗浄が可能
製品性能表
-
製品名
S01X7Ca-72M
-
合金組成
Sn 0.1Ag 0.7Cu 0.04Co +α
-
融点(℃)
217 - 227
-
フラックス含有量(%)
3.2
-
ハライド含有量(%)
< 0.01
-
フラックスタイプ
ROL0 (IPC J-STD-004)
-
線径(mm φ)
0.3, 0.5, 0.6, 0.8, 1.0 ,1.2
Feメッキ層の浸食を抑制
Coの添加により、コテ先にバリア層を形成し、溶食を抑制。
一般的なPbフリーはんだ(SAC305)と比較して、コテ先の損耗を大幅に緩和します。
10,000ショットでは、メッキ浸食の深さの測定値から、SAC305の約4倍のコテ先食われ耐久性を示しました。
スライドはんだ付けでのブリッジを抑制
S01X7Ca-72Mは濡れ性の高い新規活性剤を採用し、スライドスピードが速い場合においても、
ブリッジ不良の発生を抑えることが出来ます。
また、溶融はんだの酸化も抑制されるので、はんだの流動性を維持でき、ブリッジを防ぎます。
やに入りはんだによるコストダウン
Agの含有量0.1%。徹底した低Ag化により、大幅なコストダウンを実現しました。
コテ先寿命アップの効果と併せて、究極のコストダウン実現をお手伝いします。